作新学院高校は誰もが近年の甲子園常の連校としてご存知かと思います。
作新学院高校に進学する選手はみんな“栃木県出身”と知られています。
ということは同時に、強い選手を集めるというより「強い選手に育てる」高校であると言い換えられますよね。
その立役者が監督の小針崇宏(こばり・たかひろ)さんです。
小針崇宏監督は年齢が３６歳(2019年8月18日現在)でとにかく若い！
ですが選手を育てる指導方針や強気な采配に評判高く、名将と呼ばれている監督。
今回はそんな小針崇宏監督ってどんな人？年齢・経歴やプロフィールを調べました。
小針崇宏監督ってどんな人？経歴が優秀すぎて衝撃！
小針崇宏監督引用：TSUKUBA WAY
名前：小針崇宏（こばり・たかひろ）
年齢：36歳(2019年8月18日現在)
誕生日：1983年6月22日
身長：165cm
出身地：宇都宮
出身校：宇都宮氏立陽西中→作新学院→筑波大学
ポジション：内野手
監督就任：2006年（教員1年目）
全国出場回数：現役時代１回、監督就任後11回(2009年／監督就任3年目以降)
全国優勝回数：１回（2016年／監督就任10年目）
小針崇宏監督はまずとにかく若い！
年齢が３６歳と他の監督よりかなり若手です。
小針崇宏監督は作新学院高校の地元、宇都宮出身で４歳上の兄の影響で小学生２年生で野球を始めました。
高校２年生で甲子園を経験し、同じ頃に指導者の道を目指し始めたそうです。
小針崇宏監督の恩師で筑波大学の川村卓教授によると、筑波大入学時点で小針崇宏監督（当時は選手）は卒業後には指導者として母校に戻ることが決まっていたとか。
小針はもともと母校に指導者として戻る予定で、筑波大学に入ったんです。大学を卒業して、すぐに作新に採用されたので、スムーズに戻れてよかったなと思っていた矢先、1年目の夏から監督になりますと連絡が来ました。（Number Webより）
作新学院高校側が小針崇宏監督監督の主将(3年次)としてのリーダーシップや物怖じしない姿勢、センスなどが突出していたことに気づき、早くから目をつけていたということでしょう。
引用：Twitter小針崇宏監督は新卒で作新学院に教員採用され、４ヶ月後にはほぼ独学の状態で野球部監督に就任(当時23歳）しています。
名門の私立高校ながら思い切ったことをするなと思いつつも、小針崇宏監督の素質が光るものだったということですね！
実際に若さなど関係なく、小針崇宏監督は就任３年目(2009年)で低迷していた作新学院高校を甲子園に導きます。
この時小針崇宏監督は26歳で、監督として日本野球史上最年少で甲子園出場を果たしました。
結構衝撃的に優秀な経歴ですよね！
では小針崇宏監督の人柄としてはどうなのか？見ていきたいと思います。
小針崇宏監督は野球界の長渕剛だったｗ
小針崇宏監督引用：ZAKZAK
実は小針崇宏監督は大の長渕剛大ファンでした。
試合帰りのバスの中で選手たちにＤＶＤを見せたり、ギターを弾きながら「とんぼ」や「逆流」を熱唱することもある(というか毎回？)とか。
理由は「一歩前を進んでいくチームに合っている」からだそうｗ
でも確かに熱い野球人と長渕剛って、どこか通じるものがありそうですね。
小針崇宏監督は高校現役時代から、趣味はカラオケと言っていた程歌が好き（長渕剛が好き？！）だったようです。
高校時代の小針崇宏監督引用：Twitter
小針崇宏監督にとっての野球は人生の全て
引用：Numbers以前インタビューで小針崇宏監督にとって野球とは何か？と質問された時の答えをご紹介します。
「野球はやめられない生活の全てです。
これで正解とか、これで勝つという方程式がないのが野球であり、失敗が多い中でプレーできるスポーツだからこそ、たくさん考えることがあって楽しいのかなと。
多くのことを学び、たくさんの人と出会わせてくれた野球は私の人生そのものですね。」（引用：TSUKUBA WAY）
また「小針監督は失敗を続けるのが野球」「野球は人生の縮図」とよく言っています。
小針崇宏監督にとっては野球をするのではなく「人生を生きること＝野球」なのでしょうね。
小針崇宏監督は泣き虫先生
小針崇宏監督引用：TSUKUBA WAY
小針崇宏監督は事あるごとに泣きながら選手たちと真剣にぶつかり合うそうです。
時には泣きながらノックをするとか。
なんだか本当にアツい監督ですよね・・！
グラウンドの整備もなんでも選手と一緒にやるという姿勢が、選手や周りの人たちの心を打つのかもしれませんね。
そんな監督のもとで野球ができて、選手たちも幸せだなと、筆者はしみじみ思ってしまいます。
長渕剛を愛する若き指揮官は、ことある度に涙を見せながらナインにぶつかってきた。ある選手は「春の地区大会に負けたときに、前日の練習に用事があって監督が来れなかったんです。それで『昨日、オレが見ていれば勝たせてやれた。悪かった』と泣きながら謝っていました。そんな姿を見て監督を勝たせたいっていう気持ちが奮い立ちました」と話す。(東スポWebより)
まとめ
作新学院高校の小針崇宏監督は
・若き名将
・長渕剛並みにアツいオトコ
・野球は人生そのもの
・泣き虫先生
という人物であることがわかりました。
野球にも人生にもアツい男・小針崇宏監督は本当に野球界の長渕剛と言えますよねｗ
得意のカラオケも一度歌声を聴いてみたいものです。
